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“サビた鉄”や“古材”などをランプにリデザインされているランプ職人。役目を終えた古材たちは鳴海氏によって新たな命を吹き込まれ、これからも優しい灯りをともし続ける。現在は個展、グループ展を中心に作品を発表されています。

神奈川県・逗子の閑静な住宅地にある鳴海氏の自宅兼工房。一歩足を踏み入れると、鳴海氏が制作されたランプから放たれる柔らかい光に包まれ、なんとも心地良い空間が広がっている。

「サビた鉄に魅せられて」
もともと骨董などの古いものが好きで骨董市にはよく出かけていたという鳴海氏。ある木工作家との出会いをきっかけにサビた鉄の魅力に目覚め、本格的にランプ作りを始めたのが6年前とのこと。

その後、自宅の和室を改装し作ったという工房の壁には、骨董市や直接地方に出向き集めたというランプの材料となる鉄の古材がさりげない中にもセンスよく並べられている。
「ぱっと見てなんだかわかってしまうものは逆におもしろくない。ヒントを与えて想像できるものが楽しい!」と鳴海氏がおっしゃるとおり、よく見るとどこかで見覚えがある形のものがちらほらと・・・。 さの中にもモダンさを兼ね備えた味わいのある作風は見ていて落ち着きます。


「まだまだ溶接をする時は緊張するね!! (笑)」
鉄のランプ作りにはやはり溶接は欠かせない。少し前までは溶接部分のみ外注に出していたんだとか。しかし、やはり制作の一環として溶接も自分でやりはじめたが、「古材は1点ものという事もあり今はまだ緊張の連続だよ!」と笑っておっしゃる鳴海氏。

「溶接はランプ作りで大切な三つのパートであるベース、柱、笠の接点を繋ぎ合わせ、イメージを形にするとても重要な工程」だという。素材が作品になっていく過程で、溶接によって鉄という素材が持つ様々な表情や動きを表現する鳴海氏。
鳴海氏のランプは、それぞれの古材の錆び具合や朽ち加減がなんとも言えない味わいを醸しだしているので、照明としてだけでなくオブジェとしても素敵です。

「時を経てきた素材を使って時を刻むモノを作りたい!」
鳴海氏がランプの次のステージとして考えているのが“時計”だそうです。
現在はまだイメージをあたためている段階で、いつスイッチを切り換えるかは未定とのことですが、鳴海氏の作られる時計・・・・今から楽しみです!!
鳴海氏の今後の更なる活動に大いに期待しています。

アトリエ La-Ra(ラーラ)
神奈川県逗子市久木4-5-10
TEL+046-872-1886

鳴海氏の作品は東京・千駄ヶ谷にあるギャラリー「SHIZEN」にて常設で展示販売しています。
このギャラリーでは陶芸、ガラス、金属など幅広い分野の作家の作品を紹介。また、2階にある和食レストランのランチも絶品とのこと。
**ギャラリーSHIZEN**
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-5
TEL 03-3746-1334

 
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